心の絵筆
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16/02/17
初午は、お稲荷様をお祭りし、五穀豊穣・商売繁盛を祈る行事ですが
江戸時代、寺小屋の入学式が初午の日であった事や、老婆が初午に
観音様に詣でると、1年間が幸せに過ごせた等の事柄で、初午の日に
観音様に詣でる風習ができたと聞きます。
紀美野町神野市場の満福寺では、平安時代から伝わる「大般若六百巻
轉読法要」が、午後2時から本堂にて営まれ、開運厄除・家内安全
身体健全・心願成就の祈祷が勤められます。

大般若経は 玄奘三蔵法師が17年間の歳月をかけてインドより求めた
お経を 長安の都 大慈恩寺で漢文に翻訳されたものです。
文字数は500万字もあり、速読しても長時間を要しますので 転読とい
う方法で読まれます
般若は智慧を意味します
とても有難い素晴らし法要です
玄奘三蔵法師が旅された行程 (西遊記の原点)

インドの言葉で書かれた般若心経

満福寺に伝わる「大般若六百巻経典」
平安時代(980年代)の物で、今も読まれています


大般若法要のご本尊さま 「般若十六善神」
中央が釈迦牟尼如来です。

お餅撒きも行われます

美しき里の一休
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