心の絵筆
                                                2017/01/01

 あけましておめでとうございます。
 今年は、手の温もりをテーマに一年を過ごしたいと思っております。
 人の手で作られた物には、何とも言えない温かさを感じますが、
 手は機械と違い、心と繋がっているからだと言われ、
 温かさを感じるのだと言われています。
 また、心が殺伐としたときは、温かいコーヒーカップ等で
 手を温めると心が穏やかになるといわれていますよ!

 毎年、門松を手作りします。
 近年、年末のイルミネーションは輝きを増すばかりですが
 正月に、門松を立てている家や、注連飾りをした車を
 見かける事が少なくなりましたね!
 グローバル化がすすめば進むほど、自国の文化や風習を
 知ることが必要ではないでしょうか。

 門松は、歳神様をお迎えする為のもので、アンテナの様な役目をします。



 竹は、左右対称に飾ります。
 笑顔を表すように、竹の節を跨いで斜めに切ります
     左側        右側




 松を玄関に飾るときは、家の中から外を向いて、
 右側を雌松 ・ 左側に雄松を飾るとされています。
 雌松の芯は、赤色をしています

 


 葉牡丹は、外側に赤を ・ 内側に白を配します 




 松に、竹に、梅に、葉牡丹に、南天等を飾り付ければ完成です。
 以上が、美里での風習です。
 一年間、健やかにお過ごし下さい。

                                         美しき里の一休