心の絵筆
                                                2024/06/12

 納骨袋を作ってみました
関東は遺骨を全て拾われますが、関西は直径12cmの骨壺に
足元から順に拾い、最後に頭蓋骨を拾います
昔は、素焼きの骨壺を使用したので時間が経つと土にかえり
ましたが、釉藥の塗られた物は土にかえりません
サラシで縫った袋(納骨袋)に移して納骨します

 【 作 法 】
大きさは、25cmから30cm位が適切ですが、サラシの幅は34cm
あり、両脇がほつれないように織られているので、そのままの幅で
作った方が作りやすいです
納骨袋を作る時は、昔から出来る限り、刃物は使わないと言われ
切り口を作って手で裂きます
糸は、結びを作らない  返し縫いもしない
糸が抜けないように、糸の端を3cm程長く残しておく
巾着の様に、袋縫いにして口が括れるようにする
紐もサラシで作る(紐は1本)

 【 作り方法 】
  1 布を60cmの長さで切る
  2 表を内側にして、二つに折る
  3 図の青い線とピンクの線を、
    生地にチャコペンなんぞで描 く
  4 青い線を縫う  (端から1cm内側)
  5 赤色の線を折り、袋縫いにして
    紐が通せるようにする
  6 表に返す
  7 紐を通す
  8 出来上がり
  9 紐もさらしで作る
 



                                         美しき里の一休